本当にあった着物の話

着物の柄に注目するといろんなことが見えてきます

着物の柄はその時代によっても変化してきました。しかし、変わらない要素もあり、季節を象徴するモチーフの他に、縁起の良い意味を持つ柄なども多く、季節や場に合わせて着用されてきました。柄は着物のモチーフを取り出したもので、模様はその組み合わせ、文様は色柄からデザインまでを含めた概念を指します。着物の場に合った着こなしを検討する上で、これらの要素は欠かせないものです。 お祝いの席では、縁起の良い、長寿などを意味する柄や、それを組み合わせたデザインの吉祥文様の着物が好まれます。具体的には、鶴亀、松竹梅など、現代でも良い意味で使用される柄を含みます。 平安時代に考え出された有職文様は、中国から伝わった文様を日本風にアレンジしたもので、花菱や亀甲文、七宝など連続した模様です。アレンジのバリエーションも豊富で、現代でも装飾として広告やファッションなど、様々な媒体で取り入れられています。 室町時代や江戸時代にも様々な流行が生まれ、現代の着物に影響を与えています。